自宅で大画面を楽しむ為には、ホームシアター用プロジェクターは欠かせません。
プロジェクターを購入する際には、以下のポイントをチェックしましょう。
予算
最近プロジェクターも低価格化が進み、10万円台から購入ができます。
液晶プロジェクターなら15万円〜20万円程度、DLPなら30万円〜40万円程度の予算が確保できれば購入可能です。
もちろん、上を見ればキリがありませんが、上記の予算でも十分満足できるプロジェクターが購入可能です。
プロジェクター本体の他に、スクリーンと映像ケーブルが必要なことをお忘れなく。
部屋の大きさ
意外に見落しがちなのが、プロジェクターを設置する部屋の大きさです。
設置するスクリーンの幅と、プロジェクターからスクリーンまでの距離には十分注意する必要があります。
プロジェクターの種類
プロジェクターの種類には、大きく「液晶方式」「DLP方式」「LCOS(反射型液晶)方式」の3つがあります。
液晶方式
メーカー各社が最も力を入れている方式で、その画質は近年急激に向上しています。
比較的低価格で設置性も優れている為、初心者にもとっつき易いと言えます。
DLP方式
米テキサスインスツルメンツ社が開発したDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)という部品を使ったプロジェクターです。
色再現性が良く、なめらかな画像が得られるなど、画質が非常にクリアで美しいのが特徴です。
LCOS(反射型液晶)方式
前述の液晶方式(透過型液晶)に対し、光を反射させて表示させる方式です。
透過型液晶に比べ解像度と輝度が高く、価格は高いですが、高画質です。
その他チェックポイント
プロジェクターを選ぶ際には、専門店などで必ず視聴をしましょう。
特にDLP方式は、人によってカラーブレイキングノイズなどが見えることがあるので要注意です。
また、カタログをチェックする際には、
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明るさ
ANSIルーメンという単位で表示されています。この数値が高いほど投影される映像が明るくなります。 -
コントラスト
画質を左右する数値です。コントラスト比が高いほど繊細な映像が得られます。 -
騒音
xxdBと表示されます。この値が小さい程、静音性が高く映画に集中できます。
について十分確認しておきましょう。
お薦め最新プロジェクター
下記の2機種は、液晶方式、LCOS方式それぞれの代表的なモデルです。
どちらを選択しても、まず間違いはないでしょう。
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[ パナソニック TH-AE3000 ]
フルハイビジョン、ハリウッド画質。
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[ ビクター DLA-HD950 ]
フィルムライクな高画質。
実例 私の場合
2004年夏にプロジェクターを購入しました。
実際に私が購入候補にした機種を、視聴した感想を交えて紹介しています。