プロジェクターのリプレースに伴い、天井補強の場所を変更する必要がでてきました。
前回の補強は、大工さんに施工してもらったのですが、今回は自分で挑戦してみます。
天井補強のイメージ
プロジェクターの設置場所に合わせて、現在の補強箇所の隣に補強を追加します。
補強用の板は、野縁に載せ固定することにします。
(既に現状の補強材が野縁と梁に固定されているので、今回は梁には固定しなくても大丈夫との判断です)
天井裏の実際の写真
補強材を追加する前と追加した後です。
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[ Before ]
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[ After ]
撮影した角度が違うので、ちょっと判り辛いですが、元の補強材の隣に補強材を追加しました。
形状が不格好なのは、御愛嬌 (^^;
天井補強(DIY)の仕方
まずは、点検口から天井裏に上り、現状を確認します。
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[ 天井裏へ上るための点検口 ]
(点検口がない場合は、点検口を取り付ける必要があります)
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[ 設置する補強材のサイズを計測 ]
次に、スケールを使って、設置する補強材のサイズを決めます。
補強材のサイズ・設置場所が決まったら、補強材をホームセンターなどで購入します。
(ホームセンターで、適切な大きさにカットしてもらいましょう)
再度、天井裏に上り、補強材を仮置きしてみます。
板同士を接合する場合は、ここで、印を付けておきます。
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[ 補強材を仮置き ]
設置する場所が決まったら、インパクトドライバと木ねじを使って、板を接合します。
また、天吊り金具をボルトで接続する為の穴を開けます。
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[ 板を木ねじで止めます ]
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[ ボルト用の穴開け ]
補強材の組み立てが完成したら、いよいよ本設置です。
再度、天井裏に昇ります。
補強材を野縁に固定し、補強材に空けたボルト用の穴に合わせ天井材(石膏ボードが多い)にもドリルで穴を空けたら、天井の補強は完成です。
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[ 補強材を野縁に固定 ]
写真では、天吊り金具固定用のボルトが通っています。
部屋からみると、こんな感じで天吊り金具が設置されます。
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隣に開いている穴は、旧天吊り金具用の穴。 -
施工上のポイント
写真で見ると簡単そうですが、天井裏は動ける範囲も限られているので実際は結構大変でした。
天井裏への昇り降りや天井裏での作業で、汗だくになります。
ただ、不器用な私でも何とかなったので、DIYで天井補強ができる事が判って頂けたと思います。
施工上のポイントですが、まず第一に補強材の設置場所や設置方法を入念に計画することです。
私の場合、行き当たりばったりなところもあって、補強材の形状がかなり不格好になってしまいました。
まぁ、普段見えない所なので、強度さえ確保されていれば見栄えはどうでも良いのかもしれませんが(^^;
次に大切なのは、しっかりした道具を使うことです。
良い道具を使わないと、作業の効率が悪かったり、施工の精度が悪くなってしまいます。
以下に、必要と思われる道具(私が使ったもの)を書いておきます。
- 点検口へ昇るための脚立(長谷川工業 アルミ兼用脚立)
- 天井裏で作業をする為のハンドランプ(日動工業 ハンドランプ HHL-27F-5M)
- ネジ留めや穴開け用のインパクトドライバ (マキタTD090DWX は初心者にも使い易くお薦め)
- ネジ・ボルト(ネジショップはネジ、ボルトの種類が豊富)
DIYで天井補強を行う場合は、安全に十分注意して実施してください。