ホームシアターの5.1chスピーカーを配置する上で最も悩ましいのがリアスピーカーの設置です。
専用ルームならいざ知らず、リビングなど生活空間に設置する場合は大変苦労します。
リアスピーカーの設置に悩んでいる方のために、いくつかの設置方法を紹介します。
天吊りで設置する
天吊りすれば、生活導線を邪魔せずにスッキリ設置できます。
ただし、天吊りするには、ブラケットが必須となり、場合によっては天井の補強も必要となります。
またブラケットを装着できるスピーカーは限られており(小さいサイズが多い)、スピーカーにブラケット用の穴が開いていない場合は、装着方法を工夫する必要があります。
BOSE(ボーズ)社やオムニマウント社はブラケットの種類が豊富なので、設置するスピーカーに装着できるか一度確認してみると良いでしょう。
■BOSE 天吊りブラケット一覧
突っ張りポールを使う
リアに設置するスピーカーの天吊りが難しい場合、突っ張りポールを使う手もあります。
耐荷重も10kg程度あるので、通常のブックシェルフ型スピーカーなら設置が可能です。
部屋にポールが立つと見た目は多少うっとうしく感じますが、手軽に設置できるのが利点です。
■NISSHA突っ張りポール一覧
スピーカー棚を設置する
DIYでスピーカー設置用の棚を作る方法もあります。
ホームセンターで棚板と棚受けを買ってきて、壁につければ良いだけなのでほんの少しの手間を惜しまなければ直ぐに出来ます。
近頃では、棚板はホームセンターでカットしてくれるので、面倒なカット作業は必要ありません。
私の場合は、この方法でリアスピーカー(Silver RS1)を設置しています。
実際に設置してみると、思っていたほど見た目も悪くならないのでオススメです。