DVDメディアの種類
DVDの規格は、「DVDフォーラム」と「DVD+RWアライアンス」という2つの団体がそれぞれ異なる規格を出しています。
DVDフォーラムは、東芝やソニー、松下電器産業など国内で80社以上、世界で200社以上が加盟しています。
一方のDVD+RWアライアンスは、フィリップス、リコー、ソニー、マイクロソフトなど9社が参加しています。
DVDメディアの規格は種類が多く、少々わかり辛いので整理してみました。
メディア | タイプ | 容量 | 記録回数 | 再生互換性 | 備考 |
DVD-ROM | 再生専用 | 4.7GB 8.5GB(2層) |
記録不可 | - | - |
DVD-R | 追記型 | 4.7GB 8.5GB(2層) |
1回のみ | ◎ | もっとも普及しており価格が安い。 再生互換性は最高。 |
DVD-RW | 書換型 | 4.7GB 9.4GB(両面) |
約1000回 | △ | ビデオフォーマットの互換性が高い。 利用時の操作が複雑。 |
DVD+R | 追記型 | 4.7GB 8.5GB(2層) |
1回のみ | ○ | AV機器での再生互換性が高い。 採用しているメーカーが少ない。 |
DVD+RW | 追記型 | 4.7GB | 約1000回 | ○ | PCとの親和性が高い。 対応ドライブが少ない。 |
DVD-RAM | 書換型 | 4.7GB 9.4GB(両面) |
約10万回 | × | 対応ドライブのみ利用可。 FD感覚で利用可。 |