家庭でより良い音、より美しい映像で映画を楽しむには、電源のグレードアップが必要です。
(・・・らしいです(^^;) 私もやってみるまで半信半疑でした)
何故なら、全てのAV機器の出力(音や映像)は、家庭用の電気が源となっているからです。
その中でも、最も手軽に、効果が大きいものと言えば、壁コンセントの交換です。
最近では、多くのAV機器用の高性能コンセントが登場しており、機器の性能向上に貢献しています。
私もプロジェクター用のコンセント追加のついでに、工務店(電器屋さん)に他の壁コンセントの交換をお願いしました。
壁コンセントの種類
定番といわれている壁コンセントのいくつかをご紹介します。
コンセントによって、規格(JIS規格/UL規格)やロジュームメッキや金メッキ等のメッキの種類の違いがあります。
JIS規格とは日本の医療機器用規格であり、UL規格とは米国の規格になります。
これらの規格に適合したものは、一般の物と接触抵抗に差が有り、音質に大きく影響を及ぼします。
また、メッキの種類によっても音質はかなり変わってくるようです。
壁コンセントの交換
下の写真は元の壁コンセントです。
一般家庭ではこのタイプのものが多いのではないでしょうか。
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[ 元の壁コンセント ]
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[ コンセントカバーを外したところ ]
これを今回購入したオーディオグレードコンセント CSE CON-1 に交換してみました。
(作業自体は、電器屋さんにお願いしています)
作業時間は、だいたい30分くらい。
※壁コンセントの追加/交換の他、ケーブル用のプレートも追加しています。
※また、ついでにアースも取ってもらいました。
おぉ、見た目もカッコ良いですね!
※なお、壁コンセントの交換には、電気工事士の免許が必要です。
視聴してみて
さっそく家にある機器を繋げてみて視聴してみました。
まずは、ミニコンポ(10年前に買ったONKYO製の物)を繋げます。
普段は、これで歌謡曲から童謡(^^)、クラシックまで聞いています。
電源を入れると・・・違います、これまでと明らかに違います。
同じ音量で聞いていても、音の密度が濃いと言うか、細かいところまで伝わってくる感じです。
続いて、DVDプレーヤーとテレビでDVDソフトを鑑賞します。
おっ、テレビが明るくなった。
映像が、より、はっきりクッキリするようになりました。
うーん、壁コンセント一つでこんなに違うんですね・・・ちょっとびっくりです。
費用について
さて、気になるお値段です。
壁コンセント自体は、1個数千円から売っています。やはり上を見ればキリがありませんが。
取付け作業を電器屋さんに頼んだ場合、工事代金は数千円程度になるようです。
※私の場合、天井補強やらCD管の敷設やら一緒にやったのでトータル金額しかわかりませんでしたが、
電器屋さんに聞くと、コンセント交換だけなら4,000円程度でできると言っておりました。
壁コンセントの交換は、とってもリーズナブル、かつ、強力なグレードアップ技と言えるのではないでしょうか。