バーチャルサラウンドシステムって?
ホームシアターを楽しむ上で、無くてはならないもの、それはサラウンド環境です。
映画やスポーツ、そしてライブの臨場感を伝えるのは、間違いなく音(サラウンド環境)なのです。
しかし、人によっては部屋の制約などにより6個もスピーカーを置くのが難しいこともあるでしょう。
そんな方の為に、1個のスピーカーで仮想的に5.1chサラウンドが楽しめる「バーチャルサラウンドシステム」というものがあります。
果たしてバーチャルサラウンドシステムの実力はどの程度のものなのか、「NIRO400」試聴キャンペーンを利用してその実力を試してみました。
NIRO 400のスペック
外観
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[ このくらいのダンボール1つに ]
全ての機器が格納されています。 -
[ 全景 ]
他のスピーカーと比べると大きさが判ります。 -
[ サテライトスピーカー ]
とってもコンパクトなサイズです。 -
[ サブウーファー ]
オレンジ色の方がNIROです。
NIRO SSU400 satellite speaker unit
- 形式:フルレンジ密閉型
- ユニット:5cm(2インチ)コーン型
- インピーダンス:8Ω
- 外形寸法:200(W)×67(H)×135(D)mm
- 重量:1.3kg(ケーブルを除く)
- ケーブル:約 5.0m
NIRO WSU400 woofer super unit
- 形式:バスレフ型
- ユニット:13cm(5インチ)コーン型
- インピーダンス:6Ω
- 外形寸法:320(W)×220(H)×130(D)mm
- 重量:3.0kg(ケーブルを除く)
- ケーブル:約 4.3m
NIRO SPA400 surround process amplifier
- 電源:AC100V, 50/60Hz
- 外形寸法:200mm(W)×55mm(H)×296mm(D)
- 重量:2.2kg
- 音声入力端子:デジタル3系統(光×2、同軸×1)、アナログ1系統
- 音声出力端子:スピーカー:8Ω、MovieMouseスピーカー:24Ω、サブウーファー:6Ω、ヘッドフォン:16〜50Ω(推奨:32Ω)
- アンプ部:フルデジタルアンプ、スピーカー:RMS 24W×5、サブウーファー:RMS 40W×1
- 対応オーディオフォーマット:Dolby Digital, DTS, AAC, Dolby Pro Logic II
NIRO400を使ってみて
ダンボールをあけて最初に驚いたのはそのコンパクトなサイズです。
こんなに小さなスピーカーでちゃんと音が鳴るのだろうか?
なんだか、昔のラジカセのスピーカーみたいなデザインだし・・・
さて、実際に音をだしてみると、意外や意外、思っていたよりしっかりとしたサウンドが聴けます。
テレビのスピーカーより、はるかに良い音です。
それでは、肝心のサラウンド感はどうでしょう。
確かに横に音が広がっている感じはするのですが、さすがに後ろから音が聞こえてくるようなことはありませんでした。
当たり前と言えば当たり前なのですが、やはりリアルの5.1chには敵いません。
既に5.1chを導入されている方が、今のシステムを捨ててまで導入する必要はないでしょう。
でも、ホームシアターを体験してみたいけど、配線が面倒臭そうだな〜なんて言う人が、手軽にサラウンドの雰囲気を楽しむには良いかもしれませんね。
このメーカーでは手軽に試聴できるサービスも提供しているので、気になる方は試してみてはいかが?